社員インタビュー

国際部本社通関課 2021年新卒入社

地元の産業と海外をつなぐ架け橋になりたい

地場産業を支えるひとりとなって、
地元の産業と海外を結びつけたい。

荷主様からの依頼に基づいて申告書類の作成や申告業務を行ったり、輸入された貨物の輸送手配、船の動線を確認してスケジュール通りに貨物が輸送されているかのチェックを行うなど、通関従業者として幅広い業務を行っています。

日本と海外をつなぐ架け橋となれるような仕事につきたいと思い、大学では外国語学部を選択しました。はじめは他業種を希望していたのですが、就職活動を始めてすぐにコロナ禍になり、行動制限がかかるなど日常生活のあらゆるものがストップしてしまうなか、物流だけが変わらず動いていたことがとても印象的で物流業界に興味を持ちました。当社は地場産業に密着している会社であること、物流のあらゆるサービスを1社で担っている総合物流会社だったなどから、「地場産業を支えるひとりとなって、地元の産業と海外を結びつけたい」と思いが強くなり、入社を決意しました。

 

通関する人がいなければ、日本に物は入ってこない。
とても意義のある仕事だと思います。

私たちが普段何気なく目にしている海外の食品や化粧品、地場産業である製紙業で原料として使われるパルプや石炭、木のチップなど、私が取り扱った貨物が生活の一部になっていることがとても誇らしいです。通関する人がいないとこれらの貨物は日本に入ってくることができなくなり産業が成り立たなくなるので、すごく意義がある仕事だと思います。

一方で、天候に左右されやすいところがこの仕事の難しい部分です。特に冬は、日本の海上まで船が来ていても、悪天候で港に着くことができないということもあります。日本だけでなく輸入元の国の天候にも左右されますし、世界情勢によって輸出入に影響が出たり、船舶の中でコロナウィルスの陽性者が出てしまった場合は検疫所の確認がとれるまで数日間海洋で船が止まったままになったりすることも。荷主様は早く貨物を受け取って輸送してほしいと思っていらっしゃいますが、安全が最優先ですのでこればかりはどうにもなりません。荷主様にご理解いただけるよう、今どのあたりに船があって、どのくらいでお届けできそうなのか、という詳しい状況を把握して、正確な情報をお伝えするように心がけています。

ほかにも税率の変更や憲法の改正など、輸出入に関する情報はタイムリーに変わります。こまめにニュースをチェックしたり、最新の情報が出ていないか外務省のホームページを1日に何度も見たりして情報を確認しています。

 

当社の魅力は「人」。
女性社員も多くあたたかい雰囲気の会社です。

本社通関課は、通関士が3人と通関従業者が2人。年齢は20代から50代・60代まで幅広く、みなさん知識も経験も豊富な方ばかりです。とても家族的な雰囲気で、上司からお野菜をいただいたり、「ちゃんと食べてるか?」と健康面の心配をしてくださったりと、あたたかい雰囲気のなかで仕事をしています。上司や先輩、他部署の方ともコミュニケーションが取りやすく人間関係がいいので、当社のいちばんの魅力は「人」ですね。

物流業界は男性が多いイメージもあるかもしれませんが、本社は約半分が女性社員です。どの部署に行っても必ず女性の方がいらっしゃるので心強いです。物流業界は女性が少ないかもしれないと不安に思っていらっしゃる方は、当社なら安心して働いていただけると思います。

国際部本社通関課(2021年新卒入社)

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